ギルド門侵犯のプレリリースに参加 
選んだギルドはシミック

【成績】
 1-3

【1試合目】
 1ゲーム目は,ボロスと対戦。《ウォジェクの矛槍兵/Wojek Halberdiers(GTC)》や《オルドルーンの古参兵/Ordruun Veteran(GTC)》が出て大隊で蹂躙され,2ゲーム目は,《反逆の行動/Act of Treason(GTC)》で《シミックの干渉者/Simic Manipulator(GTC)》を奪われ,こちらのクリーチャーを根こそぎとられた上に《戦導者オレリア/Aurelia, the Warleader(GTC)》にやられる。どうしょうもないです。

【2試合目】
 対戦相手はディミーア。対戦相手が使ったカードで印象に残っているカードがほとんどない。対戦相手も,こちらも遅いデッキで決め手にかける感じであり,グダグダの展開。こうなるとシミックは強い。《水深の魔道士/Fathom Mage(GTC)》,《都の進化/Urban Evolution(GTC)》などでアドバンテージを稼ぎ,《シミックの干渉者/Simic Manipulator(GTC)》などの活躍で勝利。

【3試合目】
 対戦相手はボロス。ボロスは《軍勢の忠節者/Legion Loyalist(GTC)》,《ウォジェクの矛槍兵/Wojek Halberdiers(GTC)》,《サンホームのギルド魔道士/Sunhome Guildmage(GTC)》などがぽんぽん,と並ぶと手がつけられない。態勢が整う前にボコボコに殴られて負け。

【4試合目】
 対戦相手はオルゾフ。《聖堂の護衛/Basilica Guards(GTC)》,《聖堂の金切り声上げ/Basilica Screecher(GTC)》などの強請と,《千叩き/One Thousand Lashes(GTC)》の毎ターン1点のダメージが地味に効く。この試合で強いと感じたカードは《影切り/Shadow Slice(GTC)》。5マナで本体に3点というのは,弱いと思っていたが,暗号で殴られるといきなり6点ライフを削られ,これが強請を引き起こす。《影小道の住人/Shadow Alley Denizen(GTC)》に暗号され,一気にライフを削られてしまった。
 
【感想】
 進化は強そうだけど,勝ちきれないギミックのように思う。最終的にどうやって勝つつもりなのかをイメージできてないと,クリーチャーがいくら大きくなっても勝ちきれない。終盤に引いたら役に立たないというのも難点。進化を旨く運用する方法を検討する必要がある。
 対戦相手の戦い方も含めて考えると,オルゾフが好みのギルドである。除去が豊富な上,強請という明確な勝ち筋があるのがいい。暗号との相性もいいのでデッキ構築にいろいろ工夫できそう。
 まずはボロスが中心であり,ボロスを使うか,ボロスをメタるかの勝負だろう。コモンに《ウォジェクの矛槍兵/Wojek Halberdiers(GTC)》がいる限り,ボロスと対戦するときは,相手のブン回りを警戒しないわけにはいかない。

【気になったカード】

 《果敢なスカイジェク/Daring Skyjek(GTC)》
 2マナで3点のクロックは大きいが,1/4のクリーチャーで止まってしまうのはいただけない。大隊が計算できないなら,いっそデッキに入れるべきではないかも。

《宮廷通りの住人/Court Street Denizen(GTC)》
 他の白のクリーチャーが出るたびに誘発するので,《軍勢の集結/Assemble the Legion(GTC)》とのコンボは強烈。ほかにも相性のいいカードがあるかも。攻撃的なデッキなら強い。

《強打/Smite(GTC)》
 対戦相手のギルドで強さが大きく変わる。強請があるのでアタックしてこないオルゾフには全く効かないが,一体を強化してくるグルールには効く。基本的には,相手のフィニッシャーを殺すカードであり,デッキにたくさん入れるカードではない。

《聖堂の護衛/Basilica Guards(GTC)》
 タフネス4の壁は必須っぽいが,あまりにセオリーすぎて,逆にあまり意味をなさないかも。強請はそこそこ役に立つが,所詮そこそこ。過信はできない。

《エリマキ眼魔/Frilled Oculus(GTC)》
 シミックの序盤のエースだが,パワー3ではタフネス4を突破できないので,思ったより役にたたない。

 《シミックの干渉者/Simic Manipulator(GTC)》
 +1カウンターを取り除くことで,対象のクリーチャーのコントロールを奪うクリーチャー。
 1試合目で,《反逆の行動/Act of Treason(GTC)》で寝返った上に,自分で自分のコントロールを奪い,その後はこちらの陣営のクリーチャーをどんどん寝返らせるという無双を見せ付ける。このクリーチャーがリミテッドで劇的に強いことを身をもって知ることになった。もちろんアホみたいに強いけど,こいつを活かそうと思うと,ボロスの速攻をなんとかする構築をしないと意味なし。

《呪文裂き/Spell Rupture(GTC)》
 ボロスには間に合わない。終盤にマナがあまりがちのリミテッドだと打ち消すチャンスが少なすぎる。

《すがりつくイソギンチャク/Clinging Anemones(GTC)》
  タフネス4はいいのだが,4マナは遅い。ほかにも序盤をとめるクリーチャーがいないと,こいつが出たころにはライフはほとんど残らない。

《束縛の手/Hands of Binding(GTC)》
 うまく使えば強そう。安定したクロックに暗号できれば,テンポをとるだけでなくアドバンテージも得られる。デッキに複数はいらないので,安くとれれば。

《道迷い/Totally Lost(GTC)》
 5マナは重いけど,暗号や湧血など旨く使えばアドバンテージを取れそうなチャンスがある。インスタントなので,序盤をしっかりしのげるデッキを構築できれば,1枚は入れておきたいところ。

《影切り/Shadow Slice(GTC)》
 見た目の印象よりずっと強い。6点をいきなりかっさらうだけでも計算を大きく狂わせることができるが強請とも相性がいい。フィニッシャーになり得る良カード。安いならぜひ取りたい。
 
《大規模な奇襲/Massive Raid(GTC)》
 自身がコントロールするクリーチャーの数のダメージを与えるカード。押されている展開だと案外使えない。序盤,自身にクリーチャーが引けないときに引いたら涙目。除去だけど,有効に使えないタイミングがあるので,若干割引。
 
《新緑の安息所/Verdant Haven(GTC)》
 ライフ2点ゲインは思ったより助かる。マナ加速としてもマナ安定としても役立つ。

《両生鰐/Crocanura(GTC)》
 成長するクモとして期待していが,案外成長しない。1/3だとボロスの《ウォジェクの矛槍兵/Wojek Halberdiers(GTC)》を止めることができない。思っている以上に微妙なカード。

《ウォジェクの矛槍兵/Wojek Halberdiers(GTC)》
 ボロスをするにはこいつが必須だし,ボロスと戦うには,こいつをどうにかする必要がある。1,2回なぐられたあと大隊されてしまうと,タフネス4以上がいないと止められない。これが2マナでコモンとは・・・。どういう構築をするにしても意識はする必要があるカード

《グルールの憤怒獣/Gruul Ragebeast(GTC)》
 強いんだけど,格闘が強請なのが意外にツライ。こいつを場に出してから小型クリーチャーを引くと出すこともままならない。どうして「格闘してもよい」でないんだろうか。100パーセント活用するにはデッキを選ぶカード

《原初の訪れ/Primal Visitation(GTC)》
 《強打/Smite(GTC)》に弱いのがつらい。強打はボロスでも1枚は入っているだろうし,環境に強打があると使いづらい。よほどしっかりした土台があれば。

《水深の魔道士/Fathom Mage(GTC)》
 死ななければ3,4枚はドローできる良クリーチャー。こいつにしても,ほかのやつにしても,長期的なアドバンテージを得るカードを使うには,序盤をしのぐカードが不可欠。

《千叩き/One Thousand Lashes(GTC)》
 強請との相性抜群。除去でありながらゆったりとしたフィニッシャーになるのはいい。オルゾフは好みのギルドだ。

《ドレイク翼の混成体/Drakewing Krasis(GTC)》
 《煙の精霊/Smog Elemental(GTC)》で死んでしまうのが難点。

《都の進化/Urban Evolution(GTC)》
 強いんだけど,構築をしっかりできないと手札をたくさん抱えたまままけるデッキになってしまう。序盤をしのぐカードとフィニッシャーの間として。

コメント

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

最新のコメント

日記内を検索