【カードプール雑感】
 残念ながら神話レアはなし。レアは,まず《発光の始源体/Luminate Primordial(GTC)》。白のアバターだ。場に出たときに,対戦相手のクリーチャーを追放する,4/7のクリーチャー。警戒を持っているとはいえ,これで7マナというのはちょっといまいちでは。デッキに合いそうなら入れるが,このためにデッキを構築するほどではないか。
 続いて,《水深の魔道士/Fathom Mage(GTC)》。これは好きなカードだし,ほかのカード次第では,シミックも検討したい。ほか,《精神削り/Mind Grind(GTC)》と《囁く狂気/Whispering Madness(GTC)》。ライブラリ破壊をしろということか・・・。
 そして,ん,なんだこれは《幻術師の篭手/Illusionist’s Bracers(GTC)》・・・。装備したクリーチャーが起動型能力を使うたびに,コピーする能力を持つ装備品。うーん。これはいらないかな。
 あと,シミックのショックランドである《湿った墓/Watery Grave(GTC)》。
 《精神削り/Mind Grind(GTC)》は,ライブラリ破壊をするなら爆弾といえるレアだが・・・。
 カードプールを見ると,明らかに青・黒・緑のクリーチャーが少ない。ぱっと見る限り,ボロスで組むのが良さそう。 
 《果敢なスカイジェク/Daring Skyjek(GTC)》,《火拳の打撃者/Firefist Striker(GTC)》など,2マナのクリーチャーが多いが,消耗戦になると後から出てくるフィニッシャーが《発光の始源体/Luminate Primordial(GTC)》や《そびえ立つ雷拳/Towering Thunderfist(GTC)》くらいしかいない。
 とはいえ,ボロスで組んでみて,アグレッシブサイドボーディングとして,オルゾフタッチ青を用意。

【1試合目】 1-2で負け。
 相手はエスパーカラーのデッキ。対戦相手が使ったカードで印象に残っているのは,《宝庫のスラル/Treasury Thrull(GTC)》,《ディンローヴァの恐怖/Dinrova Horror(GTC)》,《ヴィズコーパの聴罪司祭/Vizkopa Confessor(GTC)》など。あと,この試合に限ったことではないけど,やたらと《死体の道塞ぎ/Corpse Blockade(GTC)》を見る。3マナ,タフネス4で,ボロスの2マナ域を止めることができ,場合によっては,他のクリーチャーを生贄にしつつ,接死をつけることで,使えないクリーチャーを除去として使える。
 相手が黒なら,絶対にデッキに入ってくるし,ボロスでいくなら,こいつをどう乗り越えるかを常に考えておかないといけないようだ。
 勝負は,1-2で負け。1試合はブン回りだったけど,負け。白マナが出なくて困る試合が多かった。強請が入っているデッキは,普段より白・黒を増やさないと強請できなくなってしまう。

【2試合目】 0-2で負け。
 対戦相手は白・黒・赤の3色のデッキ。対戦相手は,ほとんどの人が,ほぼ均等3色のデッキのような気がする。土地を縛る戦略も検討しないと。
 こちらより一回り強いボロスという感じで《軍勢の集結/Assemble the Legion(GTC)》やら《鋳造所の勇者/Foundry Champion(GTC)》が出てくるし,《重要人物のペット/Kingpin’s Pet(GTC)》や《オルゾヴァの贈り物/Gift of Orzhova(GTC)》まで。3色のパワーカードを詰め込んだ感じのデッキ。これで回ったら勝てません。
 
【3試合目】 2-0で勝ち。
 エスパーカラーのデッキ。除去をしつつアドバンテージをとって勝つ・・・のかと思ったらあまり強いカードが出てこない。こちらががんがんクリーチャーを並べて勝利

【4試合目】 2-0で勝ち。
 相手もボロス。こちらの方が強いくらい。印象に残っているカードも特になし。2試合目は,相手が事故っていたしね。

【感想・反省】
 ボロスでデッキを組むにしても,適当に2マナのクリーチャーを入れているだけでは勝てない。勝ちをイメージできる構築が必要
 ボロスにとって,1/4の壁をどう突破するかがかぎになる。特に《死体の道塞ぎ/Corpse Blockade(GTC)》はやっかいで,クリーチャーを生贄にしつつ,接死をつけられると《ウォジェクの矛槍兵/Wojek Halberdiers(GTC)》まで死んでしまう。タフネス1軍団は,こいつが出るだけで殴れない。1:1交換でもつらいのに,死亡覚悟では殴りにくい。どうやってここを突破するかがかぎ。沸血も使ったりとか。
 《債務者の演壇/Debtor’s Pulpit(GTC)》(タッパー)は強い。1体ブロッカーを排除するだけで,全軍で殴ることができるシーンもある。相手の計算を狂わす,ブロッカーを排除するカードはかなり使える。
 逆に,ボロスで使われるといやなカードは,1/4軍団か。強請もつらい。じわじわライフを回復され,グダらされると,後半引くカードの質は,まずボロスの方が弱い。
 《突撃するグリフィン/Assault Griffin(GTC)》も,決め手になりうるカードなので,こいつを止めることができる《千年王国のガーゴイル/Millennial Gargoyle(GTC)》が相手にいると,つらい。
 ボロスとはいえ,強請クリーチャーを入れておくと,終盤の一押しに使える。あと,《頭蓋割り/Skullcrack(GTC)》で勝った試合もある。相手の計算を狂わせるという点では,各種沸血もいい。《焦土歩き/Scorchwalker(GTC)》も3マナでパワー5点プラスは鬼だ。
 ボロスで印象より強いカードは,まず,《火拳の打撃者/Firefist Striker(GTC)》。ブロッカー排除は強い。実質大体で1体除去である。《焦土歩き/Scorchwalker(GTC)》。これは,クリーチャーとしてより,湧血で使う。相手がフルタップのときに,回避能力持ちで殴ってドン!《頭蓋割り/Skullcrack(GTC)》。本体に3点で十分。強請クリーチャーがあればなお強い。《そびえ立つ雷拳/Towering Thunderfist(GTC)》。パワー4,タフネス4は,各種1/4で止まらないのでめっぽう強い。
 使ったことないけど,《はじける境界線/Crackling Perimeter(GTC)》なんかも強いのではないかな。
 とにかく,ボロスでいくなら尖らせる構築でいきたい。いかに相手の裏をかくかだ。

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